2013年3月25日月曜日

最終順位予測を用いた押し引き判断

現在開発している麻雀AIには、最終順位予測を用いた押し引き判断ルーチンを実装する予定である。麻雀は基本的に順位を目指すものであるから、押し引きも局単位の収入期待値ではなく最終順位によって評価されるべきだ、という発想である。
このルーチンを実現できれば、より正確な押し引きを行う打ち手になると思われる。また、各順位に重み付けを行うことで、トップ重視、平均順位重視、ラス回避重視など豊富な種類の打ち手を簡単に作れることが期待できる。さらに、このルーチンを高速化し打牌選択ルーチンに適用すれば、ラス目の時は高い手を作る、トップ目のときは速い手で流す、といった最終順位を考慮した手作りを行う打ち手を作ることができる…かもしれない。

このルーチンを実現するためには、「今の手からどの点数をどのくらいの確率であがれるか」という情報が必要なので、今はそれを木構造で表現するアルゴリズムを実装中である。

222567m2256p56s西北 から構築される木



詳しい中身については、もう少し考えをまとめてから。

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